2016年の成人式。
この日を迎えられた皆さま、本当におめでとうございます。
毎年、成人式のお支度を担当させていただくたびに感じることがあります。それは、この一日がただ「キレイに仕上げる日」ではなく、これまで育ってきた時間、これから歩んでいく未来、そのすべてが重なり合う特別な節目の日だということです。
今年も早朝からサロンには、晴れ着に身を包むお客様の笑顔と、少しの緊張感、そしてワクワクした空気が広がっていました。ヘアメイク、着付けが少しずつ完成に近づくにつれて、鏡の前で表情が変わっていく瞬間は、何度見ても胸が熱くなります。
今回お支度をさせていただいたお客様も、その一人でした。振袖の華やかさに負けない凛とした雰囲気をお持ちで、ヘアスタイルやメイクの打ち合わせの段階から「自分らしさ」をしっかりと考えていらっしゃる姿がとても印象的でした。

ヘアは、振袖の色味や柄を引き立てながらも、写真に残ったときに大人っぽさが出るよう、全体のバランスを意識して仕上げました。正面から見たときの美しさはもちろん、横顔や後ろ姿まで計算し、どの角度から見ても晴れの日にふさわしいスタイルになるよう心を込めています。
着付けでは、長時間過ごしても苦しくならないこと、そして美しい姿勢が自然と保てることを大切にしています。成人式は式典だけでなく、移動や写真撮影、ご友人との時間など、一日を通して振袖で過ごすことがほとんどです。そのため、見た目の美しさと着心地の両立は欠かせません。今回も、お客様の体型や動きに合わせて微調整を重ねながら仕上げました。

お支度中には、専門学校でのお話や、海外留学中のお話もたくさん聞かせていただきました。夢や目標についてまっすぐ語る姿からは、二十歳ならではのエネルギーと可能性を強く感じました。
「不安もあるけれど、やりたいことに挑戦したい」という言葉がとても印象的で、その前向きな気持ちに、こちらが元気をもらうほどでした。成人式のお支度をしながら、こうして人生の節目に立ち会わせていただけることは、美容師という仕事の大きな喜びのひとつです。
すべてのお支度が終わり、最後に鏡の前に立ったお客様の姿は、朝お会いしたときよりも、さらに自信に満ちて見えました。振袖に袖を通し、ヘアメイクが整うことで、「大人への一歩」を実感されたのではないでしょうか。
成人式はゴールではなく、新しいスタートです。これから先、楽しいことだけでなく、悩んだり立ち止まったりする瞬間もあるかもしれません。でも、今日の晴れ姿と、この日の気持ちを思い出していただけたら、きっと前に進む力になるはずです。

二十歳の皆さまが歩んでいくこれからの未来が、希望にあふれ、たくさんの経験と出会いに満ちたものになりますように。私たちは、美容を通して、その大切な節目や日常に、これからも寄り添い続けたいと思っています。
改めまして、2016年成人式を迎えられた皆さま、本当におめでとうございます。輝かしい未来を、陰ながら心より応援しております。

2027年成人式も予約が入ってきておりますので、早めに連絡お待ちしております。











